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店と客を「縁結び」、大学生がくじ使った集客プロジェクト/横浜

2010年10月17日

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おみくじに似せた紙片。店に持参すると特典がつく

おみくじに似せた紙片。店に持参すると特典がつく

 東京都市大学環境情報学部(横浜市都筑区)の講師と学生が、最寄りの市営地下鉄中川駅周辺の飲食店と連携し、「中川おしょくじプロジェクト」と題したユニークな集客プロジェクトを始めた。名前も仕組みも「おみくじ」に引っ掛けた。受け取った紙片がサービス券として使えるのがミソ。学生が楽しみながら地元店を利用できるように工夫した。

 筒から出てくるのは各店から提供してもらった箸。番号に応じて紙片を受け取るのはおみくじと同じ仕組みだ。

 紙片の内容は「待人・幅広い年齢層、女性多し」「健康・全品手作り料理、安心です」など、しゃれっ気たっぷり。大盛サービスなど各店それぞれの「特典」も並ぶ。本物に似た紙を使うなどのこだわりも。

 同大学横浜キャンパスには約2千人の学生が在籍するが、店に来てくれない。そんな話を、情報メディア学科の講師岡部大介さん(37)が聞いたのがきっかけになった。知人が都内で導入している同様のプロジェクトをヒントに、研究室の学生ら約10人でチームを発足。駅周辺の飲食店を回った学生は、27店から協力を取り付けてきた。

 試験的に置いたところ反応が良く、10月からは大学の許可を得てキャンパス内にセット一式を置いている。導入した釜めし店「木(き)の香(か)」は「地域の飲食店は停滞気味。どんどんやってもらい、活性化につなげてほしい」と期待。カフェレストランも「学生たちが無償で協力してくれているのは大変うれしい」と話す。

 キャンパスの外に設置することも検討している岡部さんは「地域の活性化に役に立ち、同時に学生も街に育ててもらえれば」と話している。 

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