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都市対抗野球Vの東芝、「社命応援」で愛社精神培う/神奈川

2010年9月8日

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ナインに声援を送る井上愛さん(左)ら東芝応援団=東京ドーム

ナインに声援を送る井上愛さん(左)ら東芝応援団=東京ドーム

 7日に東京ドームで行われた社会人野球の都市対抗大会で、7度目の栄冠に輝いた東芝。スタンドにはその躍進に声をからす応援団の姿があった。ここ数年は、多くのチームが大学のチアリーダーなどに“応援”を依頼する中で、東芝は160人の応援団全員が正社員。7日の決勝も熱い声援を送り続けた。社員にこだわる応援には、愛社精神を培う効果があるという。

 「最初は基本のステップもできなかったけど、先輩の指導で、やっとうまく踊れるようになりました」と話すのは、チアリーダーの今年の新入社員・井上愛さん(19)。今大会には、同社の新入社員約60人が“社命”で参加した。

 4月から週2回、約4時間の練習を積んで大会に挑んだ。女性社員が所属するチア、男性社員の応援団、経験者の吹奏楽部の3パートがそれぞれ別々に練習を積み、本大会の約1カ月前からは合同練習も行ってきた。

 高校まで陸上部員だった井上さんは「人前で踊ることに抵抗があったけど、OBの人たちも盛り上がってくれて、この会社に入ってよかったと実感した。素晴らしいプレーが間近で見られるのもうれしい」と笑顔を見せる。

 野球部長の小畑浩幸さん(50)によると、東芝は野球への応援参加を社員教育カリキュラムに取り入れている。「時代遅れかもしれないけれど、自分も社会人野球を応援する中で愛社精神を培った」と小畑部長。

 昨年に続き応援団長を務めた入社3年目の隅原晋平さん(26)は、「毎年いろんなタイプの新入社員がいるが、練習をする中でコミュニケーションを図っていける部分もある。応援で、野球も東芝も好きになってもらえたら最高ですね」と話していた。

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