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「その人の視点に立ったケアが重要」認知症フォーラム開催/川崎

2010年6月15日

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 認知症予防や対策などを考える「認知症フォーラム2010~早期発見と地域ケア~」が15日、川崎市高津区の高津市民館で開かれ、市民ら約350人が参加した。同市主催。

 フォーラムでは、聖マリアンナ医科大学の長谷川和夫名誉教授が「認知症~医療とケアを地域で創るために~」をテーマに基調講演。早期発見、早期診断が最も大事とした上で「ゆっくりとした時の流れ、なじみのある環境の中で、その人の視点に立ったケアが重要」と強調。また、介護する側も「1人で抱え込まず、チームを作り、情報を共有することが大切」と話した。

 地域でのケアに取り組む川崎市認知症ネットワークの柿沼矩子代表は「介護する家族はストレスや悩みにぶつかるが、周囲にSOSを出しにくい」とし、「散歩のときなどに周囲がちょっとした声掛けをすることで、発症予防にも徘徊(はいかい)防止にもつながる」とアドバイスした。

 市政アドバイザーでもある千葉商科大学の島田晴雄学長は「認知症の人は全国で推定200万人、川崎市でも1万8千人いるといわれている。地域社会で安心して暮らすにはどうしたらいいか、考えていく必要がある」と話した。


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