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日本語が分からない少女をサポートしようと、小学校が中国語ボランティア募集/横浜

2010年4月23日

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言葉が分からないまま授業時間を過ごす少女=横浜市中区の市立北方小学校

言葉が分からないまま授業時間を過ごす少女=横浜市中区の市立北方小学校

 この3月、横浜市中区の市立北方小学校(児童数575人)に中国から1人の少女(12)が転入してきた。日本語が全く分からない。同校の国際教室や市教委派遣の通訳が限られた時間、言葉を指導するが、週の大半は教師の話を理解できないまま授業を受けている。現行制度では日本語習得に限界があり、見かねた学校は、中国語のボランティアを募ることに。学校側は「たった1人だが、1人だから対応しなくていいわけがない」と話している。

 中国で5年生相当の学年だった少女は、3月に来日。当初は、市教委の通訳が週に2日派遣され、少女をサポートした。春休みが明けて6年生になると、通訳は週1日に。

 同校には20日現在、外国籍の子どもが7人、外国につながる子が約30人いる。国際教室では、日本語が不自由な子に時間を割り振ってあいさつや数字などを教えており、少女は週に4時間ほど同教室で学ぶ。

 担当教諭は「これまでの子どもとは、どうにか英語でも交流できた。彼女にはそれも難しい。ドリル学習でも中国語で説明できれば効果が倍増するのだが」と支援の必要性を訴える。

 少女は大半の時間、理解できない授業をただ座って聞いているだけ。21日の社会科の授業。級友が次々と挙手して教師とやりとりする中、少女はテキストを閉じたり開いたりし、ノートに何かを書き込んだ。

 角野公利校長は、区役所など複数の機関に支援を呼びかけたが、助ける制度はなかった。そこで、横浜市国際交流協会の助けも得ながら独自にボランティアを探すことにした。予算がなく、無償の通訳を募る。

 「わたしたちも外国にぽつんと1人で置かれ、言葉が分からないとつらいだろう。まして実力を摘まれかねない状況だ。進路の選択を控えた6年生でもあり、少しでも早く日本語を習得させたい。週1時間でも付き添ってもらえる人がいたら」と角野校長。

 問い合わせは北方小、電話045(621)2966。


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