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三浦半島のお産危機、市民病院も産科休止へ/横須賀

2010年3月25日

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 横須賀市立市民病院(長坂)の産科が11月から休止する見込みとなった。担当医2人が退職するためで、再開のめどは立っていない。同市内では最多の分娩(ぶんべん)数を誇る横須賀共済病院も10月から産科を一時休止することが決まっている。市民病院は三浦市や葉山町など近隣からも利用者があり、「三浦半島」の出産環境は危機的な状況になる。深刻な事態に市も危機感を強め、早急な産科医の確保を目指している。

 市民病院には現在、診療部長を含めて常勤3人と非常勤2人の産科医がいる。しかし、今月に入って常勤医の1人が専門の研究課程に進みたいと退職を希望。さらにもう1人も「2人では厳しい」とほかの病院へ転職を申し出た。常勤医が1人になってしまい、このままでは11月から休止せざるを得ない状況だ。

 市は4月から市民病院の指定管理者となる地域医療振興協会と協力して、横浜市立大などから市民病院へ医師を派遣してもらうよう働き掛けている。しかし、全国的な産科医不足の影響もあり、厳しい状況という。

 市によると、市民病院が取り扱った2008年度の出産件数は493件で、市内の医療機関では3番目に多かった。10月から半年間の産科休止が決まっている横須賀共済病院の分娩数を合わせると全体の48%に上る。市は横浜市内の医療機関にも受け入れを要請しており、市外での出産を余儀なくされるケースが増えそうだ。

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