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市の鳥・コアジサシ呼び戻そう、酒匂川でボランティアが営巣地づくり/小田原

2010年3月20日

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酒匂川の中州にごま石とおとり、小箱を並べる子どもたち

酒匂川の中州にごま石とおとり、小箱を並べる子どもたち

 小田原市を流れる酒匂川右岸のJR鉄橋上流部の中州(同市扇町側)で20日、「コアジサシの郷(さと)づくり」が行われた。「市の鳥」を呼び戻そうと、家族連れら約230人のボランティアが営巣地の整備に汗を流した。

 ボランティアはこの日、中州の一部約5百平方メートルの雑草を取った後、卵に似た模様のごま石を集めた。これまでごま石を直径50センチ程度の円形状に並べていたが、今回はごま石を「自然な形」でばらまき、コアジサシのおとりと、ひながカラスやチョウゲンボウから身を守るための木製の小箱を置いた。

 子どもたちは「コアジサシが来るといいね」と、おとりや小箱の置き場所に工夫を凝らしていた。

 コアジサシは、県レッドデータブックが絶滅危惧(きぐ)Ⅰ類に分類するチドリ目カモメ科の渡り鳥。小田原では毎年4月上旬から酒匂川の中州に降り立ち、集団で営巣してきたが、飛来数が激減。06年度の2羽を最後にヒナの数はゼロが続いている。

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