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戸塚区の小中5校に緊急情報放送、迅速な避難に向け市が試行へ/横浜

2010年3月20日

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 横浜市は4月から、戸塚区の市立小中学校5校で、緊急地震速報や避難勧告などの住民向け放送を開始する。市内初の試みで、1年間運用して効果を検証し、全市に拡大するかどうかを見極める。

 放送を行うのは、俣野、戸塚、東戸塚、舞岡の4小学校と、舞岡中学校。5校とも川に近く、大雨で浸水が想定される区域にあるため、試行的に屋外スピーカーや各種情報の受信設備が整備された。システムの導入費用は1カ所約200万円。

 住民に提供されるのは、(1)国からの緊急情報(緊急地震速報、東海地震予知情報、津波警報、武力攻撃関連の情報)と、(2)市からの緊急情報(大雨や土砂災害などに関連した避難勧告や避難指示)。

 (1)は通信衛星を介して国が発信する全国瞬時警報システム(J―ALERT)で自動的に音声が流れる仕組み。緊急地震速報は予測震度が5弱以上の場合に「大地震です」というメッセージや音が出る。(2)は区職員がマイクに向かって話した内容が放送される。

 市はこれまで、スピーカー付きの広報車を巡回させて避難勧告などを知らせてきたが、周知に時間がかかった。一方、今回導入するシステムでは、晴天時は半径約300メートル以内に聞こえるが、屋内にいる人や荒天時にどれだけ伝えられるかは未知数という。市安全管理局は「防災情報のメールなどと併せて活用してもらい、迅速な避難や備えに役立つようにしたい」としている。

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