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ガソリン券を原則廃止、本人利用徹底へ見直し/横須賀

2010年3月19日

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 横須賀市は4月から、障害児者や難病患者の支援を目的に交付している自動車燃料給油券(ガソリン券)を原則廃止する。本来の趣旨である本人の利用を徹底するため、制度自体を見直すことになった。ただ、「必要な人には交付する」(市障害福祉課)方針で、利用者への影響は少ないとしている。

 現在はタクシーとガソリンの共通利用券(600円相当)を年に36枚交付している。また、通院による人工透析を受けている人には18枚多い54枚を交付している。

 2008年度は約8900人に交付し、1億8571万円を要した。08年度の場合、利用者の4割程度がガソリン券の利用者とみられている。

 10年度からは原則としてタクシー券に利用を一本化するほか、一般の難病患者へのタクシー券は18枚に半減し、11年度から廃止する。

 一方で車いす使用などでタクシー券が利用できない人や自分の車を改造した人などは今後もガソリン券を使える。

 市の担当者は「ガソリン券の場合、本人以外が利用してもチェックできない。本人のための交付という本来の趣旨に戻すのが見直しの目的だが、ガソリン券を完全にやめるわけではない」と話している。

 同市は1988年度から、人工透析患者を対象に福祉タクシー利用券(470円相当)を毎年48枚交付し、92年度からは重度障害者や難病患者にも対象を拡大した。さらに、タクシーに乗るのが困難な利用者らに配慮して2000年度からは同じ金額でガソリン券も選択できるようになった。

 このほかの2010年度に見直す主な事業と削減額は次の通り。

 ▽フランス・ブレスト市への職員派遣取りやめ(518万円)
 ▽街区案内板・補助案内板整備の休止(357万円)
 ▽クリーンよこすか推進事業のポスター・標語参加賞廃止(52万円)
 ▽みこしパレードの団体謝礼減額(156万円)
 ▽定時制高校生徒への食券助成(370万円)
 ▽中学生のオペラ鑑賞廃止(1333万円)

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