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ミューザ川崎のトイレ工事、同一会社が説明後に入札し落札

2010年3月13日

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 川崎市の「ミューザ川崎シンフォニーホール」(同市幸区)のトイレ工事をめぐり、入札前の工事概要説明会で、同施設の保守・点検業務を請け負っている都内のビル管理会社が説明を行った上、入札にも参加して落札していたことが13日までに分かった。発注者で同ホールの指定管理者の市文化財団は「疑念が生じる行為だった。選定は公正に行われたが、説明は財団の職員が行うべきだった」と話している。

 工事は、ホールにある87台の便器を温水洗浄便座にするもの。財団は、管理会社を含む6社を指名競争入札の対象とし、今月1日に説明会を開催。「保守点検業務に熟知している」(同財団)として、管理会社の社員に説明を依頼したという。予定価格は490万円で、415万円を提示した管理会社が落札した。

 この問題について、阿部孝夫市長は「管理運営は指定管理者に任せているが、誤解を与えるやり方はよろしくない」との認識を示した。ホール運営を所管する市市民文化室は「保守点検業者に(財団が)説明を任せたことは配慮を欠いていた。入札に参加した方々や市民に不信感を持たれないように指導していきたい」と話している。

 同ホールは2004年7月に開館。市文化財団など3事業者による共同事業体(JV)が指定管理者となり、管理運営を行っている。2009年度の指定管理料は約8億2千万円。落札した管理会社は、同ホールなどの保守点検業務を請け負っている。



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