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倒壊の大銀杏再生支援へ県と市が検討会設置へ/鎌倉・鶴岡八幡宮

2010年3月12日

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倒壊した大銀杏を視察する松沢知事(右)=鎌倉市の鶴岡八幡宮

倒壊した大銀杏を視察する松沢知事(右)=鎌倉市の鶴岡八幡宮

 鎌倉市の鶴岡八幡宮のご神木・大銀杏(おおいちょう)の倒壊から一夜明けた11日、松沢成文知事と松尾崇市長が現地を視察した。倒壊した大銀杏を何らかの形で後世へ残すため、松沢知事は八幡宮・県・市3者による検討会の設置を提案。吉田茂穂宮司も同意した。

 松沢知事は「大銀杏は、県民共有の財産。後世に伝えるため、できれば検討会をつくりたい」と提案。具体的には、標本保存や、クローン技術を使った大銀杏の遺伝子を持つ苗木の増殖などが可能かどうか、今後検討していくとした。

 これに対し、吉田宮司は「まずは、部分的にでも再生できないかと考えている」と述べ、八幡宮として倒木の再生に最優先で取り組みたい意向を説明。その上で「あとのことは、知事の提案通りのことも考えていきたい」と応じた。

 市も3者の検討会設置には前向きで、松尾市長は取材に対し「八幡宮の意向を尊重しながら、市としてもできる限りの支援をしていきたい」と述べた。市によると、12日にも実務者レベルの協議が行われるという。

 一方、倒壊した大銀杏を一目見ようと、この日は多くの参拝客が境内に詰め掛けた。撮影のため、立ち入りが制限されている柵内へ参拝客が立ち入る姿も目立ち、警備員から注意を受けていた。八幡宮は「マナーを守って参拝してほしい」と呼び掛けている。

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