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横浜市教委の田村幸久教育長が退任へ、任期を1年残す/横浜

2010年3月11日

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 横浜市教育委員会の田村幸久教育長(61)が退任することが10日までに分かった。8日に林文子市長に辞職を願い出て、同意を受けたという。9日の教育委員会臨時会でも可決された。3月31日付で、任期を1年残し退職することになる。後任には、市民活力推進局長の山田巧氏(59)の名前が挙がっている。

 田村教育長は神奈川新聞社の取材に対し、辞職の理由について「2年間、全力投球してきて、一区切りがついた」と述べた。同教育長は2008年4月、当時の中田宏市長の任命を受け就任。在任中は、小中一貫校教育や横浜版学習指導要領の策定、横浜サイエンスフロンティア高校の開校など、“改革派”教育長として教育行政を推し進めてきた。

 しかし一方で昨年、自由社の歴史教科書の採択などをめぐり、一部の市民団体などから反発を受けた。また、導入に向け有識者らでつくる検討委員会などで議論を進めてきた市立中学校での学校選択制は、現場からの強い反対によりモデル実施が先送りとなっていた。議会筋には「トップダウン的なやり方が多く、『現場主義』を掲げる林市長の考えと相いれなかったのでは」との指摘もある。

 後任に浮上している山田氏は1974年、横浜市入り。市教委事務局では教職員部長、教職員人事・企画部長を務めた経験を持つ。


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