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新規出店へ改装費を助成、市の補助事業第1弾に七里ガ浜商店会/鎌倉

2010年2月9日

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出店者を募集している空き店舗=鎌倉市七里ガ浜東

出店者を募集している空き店舗=鎌倉市七里ガ浜東

 空き店舗対策として鎌倉市が2009年度から始めた「出店費補助事業」の第1弾に、七里ガ浜商店会(喜田秀雄会長)が選ばれた。出店希望者に改装費の一部を助成し新規出店を促す試みで、今回は同市七里ガ浜東4丁目の物件が対象。同商店会では今後、市と協力して出店希望者の募集と選考を行っていく。

 鎌倉市内の多くの商店街では、店舗の減少や経営者の高齢化が進み、活力の低下が課題となっている。市内の商店会はこの13年間で5団体が解散。1994年には2420軒が加盟していた市商店街連合会の会員数も、2009年には2134軒に落ち込んだ。

 この状況を打破し商店街の活性化を図ろうと、市では制度を考案。100万円を上限に、出店者に改装費の50%を支援する。夏ごろから各商店会に制度を紹介したところ、七里ガ浜商店会が活用を申し込んだ。

 同商店会はもともと、昭和40年代の七里ガ浜団地の造成とともに発展してきた商店街。約150メートルの歩行者天国のプロムナードを中心に、飲食店をはじめ40軒ほどが営業している。

 湘南の海沿いという立地条件もあって、休日には県外客も多く詰め掛け、にぎわいを見せるが、▽景気の低迷▽他の複合商業施設の充実▽団地住民の少子高齢化―などを理由に、客足も年々減少傾向に。「(バブルのころの)20年ほど前と比べるとやはり寂しくなった」(喜田会長)という。

 喜田会長は「実は、昨年5月以降に5店が新規開店したが、こんなことは初めて。最近は新住民も増え、団地全体の子どもの数も一時期より多くなった。こういった流れを良い方向に持っていくためにも、町づくりの良きパートナーとなる元気な人に来てほしい」と期待を寄せている。

 対象の空き店舗は木造2階建てで、床面積は1階、2階とも約37平方メートル。2階は倉庫としても住居としても使え、家賃は月21万円。4月1~9日に応募書類を受け付け、同16日に商店会役員らの選考委員会で応募者と面接する。問い合わせは、市産業振興課電話0467(23)3000。

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