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「残業代ゼロ化の風潮を変えるきっかけに」/コナカ名ばかり店長訴訟和解成立

2010年2月9日

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 横浜地裁での和解成立後、原告の高橋さんは「コスト削減のため、多くの企業が管理職の幅を広げて、実質的に残業代ゼロ化を進めている。この和解をそんな風潮を変えるきっかけにしたい」と話し、ほっとした表情を浮かべた。

 高橋さんは午前8時半から午後9時すぎまで働くよう会社から求められ、長時間労働が常態化。残業代を支払う必要がない管理監督者の店長に仕事を集中させ、少ない正社員と非正規雇用従業員で賄うという「企業の論理」に疑問を感じてきた。

 「名ばかり店長」の問題は、東京地裁が2008年1月の判決で、ファストフード大手「日本マクドナルド」の現役店長を「管理監督者ではない」と認めたことで注目を集めるようになった。

 コナカは現在、店長は管理監督者にはあたらないとして、残業代を支払うようになっている。今回の和解でコナカは、見直し以前の店長であった高橋さんを「非管理監督者と認めたものではない」として、従来の主張を変えていないが、高橋さんは「内容は実質的に勝訴。名ばかり店長として働かされるケースは、コンビニなどの小売業や飲食チェーンでも広がっている。この和解が問題が広がることへの歯止めになれば」と願っている。

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