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【コラム】内川、雪辱へ仕上がり順調/ベイスターズ

2010年2月2日

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トスバッティングで汗を流す横浜・内川=沖縄・宜野湾市立野球場

トスバッティングで汗を流す横浜・内川=沖縄・宜野湾市立野球場

 全体練習後に、室内練習場で打ち込んだ。打撃投手を相手に黙々と1時間半。指揮官の意向で練習が昨年より約2時間ほど長くなったが、内川は決して満足しようとしない。すべては、首位打者に返り咲くために。

 2回に分けて行われる打撃練習で、初めは右打ちに徹していたが、2回目は左翼席に2本放り込んだ。「基本は右打ちだけど、引っ張ってもいいような状態だと思ったから」。順調な仕上がりをうかがわせる。今季は、右打ちを意識して芯を手元に移した新型のバットを導入したが、「違和感はない。実戦までに使いこなせるようにしたい」と、問題はなさそうだ。

 一球でも打ち損じると、「あー」と天を仰ぎ、悔しがる。ここに、2年連続で打率3割をマークするようになったヒントがある。「たとえ芯に当たっても、毎回、同じスイングができなければ意味がない」と考えている。打ち損じれば、なおさらだ。「一球ごとにバットを出した角度と打球の関係を確認している」のだという。

 生命線は「自分のスイングができているかどうか」。「打つ」のではなく、「スイングの中に球を入れる」感覚を大切にしている。その理想のフォームを体に染み込ませるため、人一倍、練習に励む。打撃マシンを使わないのは「バットを落とすだけで簡単に飛ぶので、錯覚してしまう」からだ。

 昨季は打率部門で2位にとどまり、「首位打者を奪われたという気持ちでいる。やるからには常に1番でいたい」と雪辱を期す。聞かずとも、真剣な目つきに決意の固さが表れている。

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