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市税収入は過去最大の落ち込み/川崎市2010年度一般会計

2010年1月30日

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 川崎市の阿部孝夫市長は29日、2010年度の一般会計当初予算案の概要を発表した。世界同時不況の影響で、市税収入は金額、率ともに過去最大の落ち込みとなり、09年度当初予算比で163億円減(5・6%減)の2727億円程度を見込んだ。子ども手当や緊急経済対策の予算が増えたことで、予算規模は過去最大の6117億円(5・2%増)となる見通し。

 歳入面では、人口増加が続きながらも所得が減少したため個人市民税が1088億円程度(8・2%減)、法人市民税は113億円程度(46・8%減)となり、オイルショックの30年前のレベルに。国・県支出金は、33・5%増の1102億円程度となる見通し。

 歳出面では、人件費を1041億円程度(5・5%減)に抑えたものの、生活保護費などの増加を受け扶助費は297億円増の1271億円程度(30・5%増)。扶助費が1千億円を超え人件費を上回ったのは初めて。公債費は759億円程度(4・0%減)。

 市税などの大幅な落ち込みにより、市債を164億円増の819億円程度(25・0%増)を見込んでもなお収支不足となるため、減債基金の新規借り入れを150億円程度行う。市債発行額が公債費を上回り、05年度以降、5年連続で黒字だったプライマリーバランス(基礎的財政収支)は赤字に転じる見込み。

 主な事業は(1)保育所の整備(2)西部地域療育センターの運営開始(3)川崎駅東口駅前広場の再編整備―など。阿部市長は「市民生活に影響を及ぼすことがないようにするため、(減債基金の)新規借り入れを行わざるを得ないと判断した」と話した。


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