知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

温度の差を区民らが歩いて確認、ヒートアイランド調査/川崎

2010年1月16日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

この記事のコメントを見る

 地域住民らが温度計を片手に町を歩き、人間活動や建物の立地により都市部の温度が高くなるヒートアイランド現象の効果を調べる調査会が15日、川崎市高津区で開かれた。参加者らは、各地点の温度差を確かめながら区内を巡っていた。同区と首都大学東京都市環境学部の共催。

 調査は、同区が区民らとともに取り組む「エコシティたかつ」事業の一環で、昨年8月から開始。ヒートアイランド現象の効果を多角的に調査するため、日の出前と昼間のデータをそれぞれ夏と冬に取る計画で、同日未明と午後に冬の調査が行われた。

 この日午後の調査会には、区民や同区職員、同大学の学生ら約20人が参加。8グループに分かれて、温度計と衛星利用測位システム(GPS)を片手に夏と同じルートを歩き、各地点の温度や風向を測定した。

 区役所を出発し、二ケ領用水や多摩川に沿って歩くコースでは、日差しのあるエリアなどで温度上昇がみられた一方、区役所前と多摩川沿いの温度差はおおむね1度未満。参加した同区の上口千恵子さんは「川沿いはもっと寒くなると思ったが、そうでもなかったですね」と振り返った。

 参加者が取ったデータはその場で集計され、地図上に各地点の温度を表示。参加者らは、未明の調査で約4・5~5度と、区内で大きく開いた温度差に驚きの表情を見せていた。

 同大学の中山哲士助教は「緑が温度に影響する夏に比べ、冬は建物が及ぼす影響が大きい。大きな駅のある溝口地区は熱が逃げにくく、都市化の影響が顕著に出ている」。同区の山崎茂区長は「どんな要素で温度が変化するか調べることで、地域で環境のために何ができるかを考えることにつながる」と意義を強調した。

 調査結果は、2月下旬に同区で開かれるフォーラムで報告される予定。

神奈川新聞の関連記事


この記事へのコメント

この記事へコメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。

これまでも これからも 神奈川新聞社創業120周年

ご愛読者プレゼントキャンペーン

神奈川新聞 購読のお申し込み   神奈川新聞 試読のお申し込み

企画特集【PR】