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戦争の悲惨さ伝え…小学校で戦争体験聞く会/秦野

2009年12月17日

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戦争体験者の話を聞く子どもたち

戦争体験者の話を聞く子どもたち

 「戦争体験を聞く会」が17日、秦野市下大槻の市立広畑小学校(小澤博校長)の6年生51人を対象に行われた。学校近くに住むお年寄り3人が、それぞれがかつて体験した東京大空襲や旧満州(中国東北部)からの引き上げの様子を語り掛け、戦争の悲惨さや平和の大切さを訴えた。

 戦争体験を披露したのは同市下大槻の山田信子さん(83)、関野清子さん(82)、岸陽子さん(75)の3人。

 6年生の教室で、山田さんと関野さんは1945年3月の東京大空襲の体験談を披露。岸さんは4か月かけて苦労しながら旧満州から帰国した体験を子どもらに語り掛けた。

 山田さんと関野さんは、焼い弾によって一面火の海となった中、家族と懸命に逃げたことや、犠牲となった人たちの様子を淡々と語り、戦争の悲惨さを伝えた。岸さんは12歳の時の引き上げた体験を「食べ物もなく、着の身着のまま、4か月かけて帰国した。良く生きてこれたと不思議な気持ち」と語った。

 子どもたちは静かに聞き入り、最後に拍手で感謝の気持ちを表していた。

 司会を務めた下大槻団地長寿会の菊地繁雄会長は、体験者の話す「食べ物」「B29」「学童疎開」などについて解説し、「平和を大事にして、命を粗末にしない気持ちを持ってほしい」と呼び掛けていた。

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