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交通空白地解消へ生活支援バスが磯子区と緑区の2路線で運行開始/横浜

2009年12月9日

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 バス停が遠い、高台で坂道が多い、公共施設などへのアクセスが不便―。横浜市交通局はこうした地域で新たにバスを運行し、市民の生活をサポートする生活支援バスサービス「ふれあいバス」事業を、14日から2路線で開始する。1日2便ずつのささやかな路線だが、住宅街から病院、商店街へと、走るのは住民の要望や期待をつなぐ道だ。

 ふれあいバスが走るのは、(1)磯子区の市電保存館前を始点に商店街「浜マーケット」(同区)や根岸駅前、「山元町1丁目・2丁目商店街」(中区)を通り、終点「みなと赤十字病院」(同区)に到着する路線(2)緑区の十日市場駅から十日市場商店街、中山駅、中山商店街を抜けて住宅街「上山地区」で6カ所に止まり始点に戻る循環路線―の二つ。

 どちらの路線も、地域の住民が長らくバス運行の要望を寄せていた。2005年に開院したみなと赤十字病院へは、前身の横浜赤十字病院の時代から地域住民が路線を求めていた。上山地区は、市バス停留所まで500メートル以上ある「交通空白地域」。坂が多く、高齢化が進む地域でもある。それぞれ、片道約40分と、1循環約84分。

 07年6月に策定された交通局の「市営交通5か年経営プラン」に、重点施策の一つ「地域貢献の取り組み」として盛り込まれていた。「(局が)赤字経営で、すぐに着手できず、ずっと温めてきた事業」と、路線計画課の村田守広課長は話す。09年度の予算編成で、バス事業が初の営業・経常黒字を計上したため、本年度の事業が実現した。

 経費を抑えるため、朝夕の通勤通学ラッシュ時間帯以外の、運転手やバス車両に余裕がある午前10時前後と午後2時以降に運行する。収支均衡は見込めないが、地元からは歓迎の声が上がったと、村田課長は話している。

 運賃は、市バスと同じ大人210円子ども110円。問い合わせは、路線計画課電話045(671)3194。 


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