東海大で公開講座、被害者の気持ちや実態学ぶ/平塚
2009年12月9日
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犯罪や交通事故で尊い命や日常生活を奪われた被害者や家族の実態、心のケアの重要性について知ってもらおうと「命の大切さを学ぶ教室―犯罪被害者等理解促進講座―」が8日、平塚市北金目の東海大学で開かれた。心理学を履修する学生だけでなく、一般にも公開した講座で約100人が、被害者遺族の思いに耳を傾けた。
特定非営利活動法人(NPO法人)「神奈川被害者支援センター」でアドバイザーを務める鴻巣尭子さんが、「被害者・遺族になるということ…私たちの場合」と題して講演した。
7年前に理不尽な交通事故で長男を亡くした鴻巣さんは、遺族が背負う心の負担や先進国では大幅に被害者支援が遅れてきた日本の実情について説明。思い出の詰まった写真を見られずに過ごした日々などに触れた上で、当事者への接し方に関して「哀れみや憐憫(れんびん)などの『同情』ではなく、相手の心をそのまま受け入れ、一緒に苦悩や不安の気持ちに寄り添う『共感』の姿勢が大切。支援者は話しすぎず、沈黙を恐れないこと」などと訴えた。
同大3年の浜萌佳さんは「当事者の生の声を聴く講義は初めてで有意義だった。友達の相談で自分が言ってきた言葉は『同情』なのか『共感』なのか考えさせられた」と話していた。
企画した宮森孝史教授は「犯罪被害者支援は(5年前に)基本法が成立し、態勢が整ってきた。今後は人材育成も必要で、学生も支援ボランティアにかかわってもらえれば」と期待していた。
特定非営利活動法人(NPO法人)「神奈川被害者支援センター」でアドバイザーを務める鴻巣尭子さんが、「被害者・遺族になるということ…私たちの場合」と題して講演した。
7年前に理不尽な交通事故で長男を亡くした鴻巣さんは、遺族が背負う心の負担や先進国では大幅に被害者支援が遅れてきた日本の実情について説明。思い出の詰まった写真を見られずに過ごした日々などに触れた上で、当事者への接し方に関して「哀れみや憐憫(れんびん)などの『同情』ではなく、相手の心をそのまま受け入れ、一緒に苦悩や不安の気持ちに寄り添う『共感』の姿勢が大切。支援者は話しすぎず、沈黙を恐れないこと」などと訴えた。
同大3年の浜萌佳さんは「当事者の生の声を聴く講義は初めてで有意義だった。友達の相談で自分が言ってきた言葉は『同情』なのか『共感』なのか考えさせられた」と話していた。
企画した宮森孝史教授は「犯罪被害者支援は(5年前に)基本法が成立し、態勢が整ってきた。今後は人材育成も必要で、学生も支援ボランティアにかかわってもらえれば」と期待していた。
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