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戦争の悲惨さ語り継げ、遺跡保存へ企画展/川崎市平和館

2009年12月5日

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写真などの資料が数多く並ぶ戦争展=川崎市平和館

写真などの資料が数多く並ぶ戦争展=川崎市平和館

 川崎と横浜の両市にある戦争遺跡の保存継承を通じ、戦争の悲惨さと平和の尊さについて考える「川崎・横浜 平和のための戦争展」が5日、川崎市中原区木月住吉町の市平和館で始まった。6日まで。

 両市で戦争遺跡の保存に取り組む市民らで組織する同展実行委員会の主催で、17回目。川崎市後援。

 今回のテーマは「戦争遺跡を地域の文化財に」。旧陸軍の登戸研究所(同市多摩区)、旧海軍の蟹ケ谷地下壕(同市高津区)、日吉台地下壕(横浜市港北区)といった両市に残る戦争遺跡に関する写真資料など約200点が展示されている。

 かつて登戸研究所で作られたとされる風船爆弾の模型や偽札のほか、1945年4月15日の川崎大空襲など戦争体験を市民が描いた絵も並んでいる。

 川崎市中原区から訪れた自営業の女性(65)は「よく行く登戸に旧陸軍の研究所があったと知ってとても驚いた。2度と、戦争という同じ轍を踏まないでほしい」と話していた。

 6日は、高校生や若手研究者らによる発表会「戦争の記憶をどう引き継ぐか」が午前10時から、実行委員会代表の姫田光義中央大学名誉教授らによるシンポジウム「戦争遺跡をいかす平和ミュージアム」が午後1時から催される。展示は午前9時~午後4時。問い合わせは実行委員会電話080(2030)5193。

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