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村営バスの運行、年内での廃止が決定/清川村

2009年12月3日

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年内で廃止が正式に決まった「ゆめバス」

年内で廃止が正式に決まった「ゆめバス」

 清川村村営の「ゆめバス」の運行が年内で廃止されることが正式に決まった。民間の路線バスの廃止に伴って、村が2003年4月から運行してきたが、利用者の落ち込みや費用対効果などから、村が廃止の検討を進めていた。県など関係機関との協議で廃止が認められ、6年9カ月でその役割を終える。

 「ゆめバス」はワゴン車で、運行区間は清川村の上煤ケ谷から厚木市七沢の神奈川リハビリテーション病院までの区間7・6キロ(1便のみ森の里中学校前までの9・3キロ)。平日に1日4往復している。

 当初は神奈川リハビリテーション病院への通院、県立厚木西高校の通学や小田急線伊勢原駅への連絡などの交通手段としてスタートしたが、乗客数は07年度の6117人が最高で、1便当たり2・9人。09年度は8月までの実績で同1・8人で、民間のバスが運行していた時の平均同3・6人の半分に落ち込んでいた。

 一方、運行費用は年間平均約623万円に対し、運賃収入は同約78万円で、約545万円が村の負担になっている。さらに老朽化したバス車両を更新すれば400万円以上の経費が掛かる。

 こうしたことから、村は08年6月に職員を中心に研究会を設置し、「ゆめバス」の在り方を検討してきた。課題として、村役場近くの幼稚園に通う園児や、高校生の利用が挙げられたが、村では300メートルほど歩いて既存の路線バスを利用してもらうほか、高校通学用に自転車購入費の補助制度を09年度から始めた。

 村は10月に住民懇談会で廃止方針を説明し、11月26日に開かれた県生活交通確保対策地域協議会県央地域分科会で廃止が認められた。

 村は「高齢者や障害者などの交通弱者を含め、村民の需要に見合った公共交通施策は今後も調査・研究し、『足』の確保に努めていく」と話している。

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