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指揮官、練習てこ入れ/ベイスターズ秋季キャンプ

2009年11月16日

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投球練習する選手を見つめる横浜・尾花監督=沖縄・宜野湾市立野球場

投球練習する選手を見つめる横浜・尾花監督=沖縄・宜野湾市立野球場

 横浜の沖縄・宜野湾市立野球場での秋季キャンプは16日、最終クール第2日を迎え、投手陣は投球や守備、佐伯や森笠らベテラン野手勢は打撃などで調整した。

 尾花高夫新監督は投手陣の打撃、守備練習を見て回り、ブルペンでは寺原、石井、藤江らの投球に目を凝らした。練習のポイントを伝え、打撃を指導する場面もあり、徐々に自身の考えを浸透させようとしている。

 尾花監督は「守備が下手な選手が多い。上手な人との差をなくさないといけない。得点力も課題だから投手でも打撃が大事という意識を植え付けたい」と語った。

 幾多の選手の成長を見届けてきたその目は、小さな穴を見逃さなかった。

 見ることに専念するはずだった尾花監督だが、早速、練習にてこ入れをした。ランナーを想定した投球練習で「二塁走者を目で抑圧したまま投げる練習もしておくように」と、投手コーチを介して指示を出した。「走者から目を離して投げるのではスタートを切るタイミングを与えてしまう」。細やかな気配りの積み重ねを再建への土台とする。

 この日は、選手に「目的をしっかり認識すること」と念を押した。打撃練習で体の使い方をアドバイスしたものの、前日と変わりなくじっと見つめる時間が長かった。

 だが、沸々とわき上がる意欲は全身からにじみ出ている。時折、選手の足の運びや捕手のミットの構え方などを気に掛け、自らが体を動かして確認していた。「見ていて、すきがあるなと感じた」。現段階で指摘することはないが、選手の能力を書き留め、来年の春季キャンプの準備を静かに進めている。

 巨人時代に籍を共にした真田は言う。「目標を達成するための方法を細かく教えてくれる。それを一つずつクリアしていけば優勝に自然と近づける」。その手腕は、指導を受けた選手がよく知っている。

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