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【コラム】ラッキーボーイ木村、プロ初得点/フロンターレ

2009年11月12日

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【川崎-富山】後半25分、勝ち越しゴールを決めハイタッチで祝福される川崎・木村【22】=等々力

【川崎-富山】後半25分、勝ち越しゴールを決めハイタッチで祝福される川崎・木村【22】=等々力

 カップ戦のたびに、ラッキーボーイが登場する。これも厚みを増した選手層の証し。ナビスコ杯準優勝の陰の立役者がGK杉山ならば、天皇杯は同じプロ4年目の木村の大会になりつつある。

 ユース出身の攻撃的MF。高いキック技術を誇りながら、リーグ屈指のアタック陣では出番に恵まれなかった。「憲剛さんのいない天皇杯がチャンス」と、2回戦の3アシストに続き、この日は待望のプロ初得点だ。

 同点の後半25分。FW黒津の中央突破のこぼれ球をペナルティーエリア手前で拾い、右足で相手GKの頭上を抜く技ありのフィニッシュ。疲労を見て取った関塚監督が交代を考えた矢先、「おれもそんな感じがしていた」と、貴重な勝ち越し弾を決めてフル出場した。

 開幕当初の補強は3人だけ。総勢28選手はクラブ最少で、今季のアジア・チャンピオンズリーグに出場したJ1の4クラブでも一番の小所帯。昨オフ、関塚監督と高畠ヘッドコーチのコンビに戻した最大の理由が、若手の底上げだった。

 日本代表、故障などで主力5人を欠く戦いにも、「試合出場の少なかった選手が1年を通して成長してくれている」と指揮官。次戦、今季5度目となる「神奈川ダービー」へ大きな弾みをつけた。

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