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【コラム】力の違い見せつけて快勝/横浜マリノス

2009年11月2日

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【横浜M―福島ユナイテッドFC】前半43分、横浜M・田中(右)がヘディングシュートを決め3―0とする=日産ス

【横浜M―福島ユナイテッドFC】前半43分、横浜M・田中(右)がヘディングシュートを決め3―0とする=日産ス

 ねじ伏せるように奪った前半の3得点が、挑戦者の心をへし折った。

 相手は2回戦で下したV長崎より、さらに一つ下のカテゴリーに属する格下だ。勝って当然。負ければ笑いもの。苦戦しただけでも非難必至の嫌な一戦だった。

 だが、この日の横浜Mは、ある意味「らしくない」全力発進。高い位置からのプレスで怖れ知らずの挑戦者を慌てさせると、前半11分にFW渡辺の落ち着き払ったゴールで先制。番狂わせを期待する意地の悪い空気を早々に片付けた。

 6分後には、エリア左スペースに出したMF狩野のパスをDF小宮山がダイレクトで折り返し、走り込んだFW坂田がワントラップから左足一閃(いっせん)。流れるような連係で力の違いを見せつけた。

 ただし、ここまではいわば当たり前の光景。「喜んでばかりはいられない」(DF中沢)のが本当のところだろう。後半27分、CKの守備ですきを突かれ、相手に花を持たせるサービス満点の1失点。木村監督も「防げない点ではなかった。いい教訓」と悔やんだ。

 リーグ戦の3位以内はほぼ絶望的となり、今季の横浜Mに残された最後のチャンスが、この天皇杯。Jリーグ勢同士の戦いになる次戦が、本当の戦いの始まりになる。

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