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横浜港、国際ハブ港選定なるか

2009年11月1日

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大深水バースとして整備が進む横浜港・南本牧ふ頭

大深水バースとして整備が進む横浜港・南本牧ふ頭

 前原誠司国土交通相は、国内の主要港湾を限定して国際ハブ(拠点)港湾と位置付け、新たに整備する方針を打ち出した。先行して国際ハブ港戦略を展開する韓国やシンガポールなどは取扱量が急増、日本は相対的地位が低下している。国交相はアジアのライバル港に負けないコスト、サービスで対抗する考えだ。市長が名乗りを挙げる意向を表明した横浜港は、果たして選ばれるのか。関係者は固唾(かたず)をのんで推移を見詰める。

 「横浜港までトラックで運ぶよりも、釜山までコンテナ船で運ぶ方が安い」。東北地方のある都市で開かれた韓国・釜山港の誘致説明会。官民がそろって来日し、釜山港との定期コンテナ航路をPRした。

 折しも不況の真っただ中。釜山港の船便を利用する自動車部品メーカーは「価格競争が激しいだけに、輸送費は少しでも安くしたい」と本音を漏らす。「もちろん、日本から輸出した方が安くなればうれしいのだが…」

 国交省は「スーパー中枢港湾」に横浜港など6港を指定し、ハブ港として育成してきた経緯がある。横浜港は東京港とともに「京浜港」として連携、川崎港も加えて各自治体トップがセールスを繰り広げてきた。

 前原発言を受けて、林文子横浜市長は「3港連携のスケールメリットを生かし、横浜もぜひ(国際ハブ港に)手を挙げたい」と即座に呼応した。国交省に対し首都高速のトラック無料化を提案、京浜3港の広域連携への支援も求めるなど、意欲を示した。

 追い風としたい横浜市港湾局の幹部は「国際ハブ港に選ばれれば、(国は)早急に提言を実現してほしい。国際競争力を高めるためには貨物を集めることが最優先」と、国の出方にも注目する。

 横浜港は、官民挙げて国際競争力を高める取り組みを先駆的に進めてきた土壌がある。国交相が国際ハブ港に期待する「365日、24時間フルオープン」は、実は以前から、官民組織「使いやすい港づくり推進協議会」(委員長・藤木幸夫横浜港運協会会長)が将来像として見据えてきた。段階的に試行もしてきている。

 南本牧ふ頭では3年後の完成を目指し、新ターミナル「MC―3」の整備も進んでいる。大型化するコンテナ船に対応するため、岸壁水深は20メートルと日本最大級の規模を誇る。

 市港湾局によると、事業者はまだ決まっていない。船会社の中には「北米など基幹航路の寄港地が相次いで変更されており、期待通り大型コンテナ船が寄港するかは分からない」(外国船会社の幹部)と厳しい見方もあるが、国際ハブ港という位置付けが決まれば、起爆剤になる可能性も高まる。

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この記事へのコメント

Golden Age [2009/11/3 02:25]  編集する
日本の港湾のコスト高によりハブ港の地位が釜山や大連や上海に奪われている。横浜港は全コンテナ埠頭の大深度化を進めるのと同時にソフト面で365日/24時間フル稼働、One Stop通関やOne Stop入港申請、ターミナル一元管理システム、全埠頭の一元管理体制等、先進国に相応しい「世界最速物流港」に早急に変革していく必要がある。船会社社に埠頭を貸与する従来方式と共にオペレーターが荷役や操作等一括一元管理する最新型公共埠頭も確立させたい。横浜は道路整備が進んでいないため、渋滞によっては東名道へ時間が掛るし、中央道や東北道へは首都高を経由しないといけない。圏央道や横環南線の整備により東名、第二東名や中央道への経路建設を急ぎ、臨港幹線道路による埠頭間転送の移動性確保も急ぐべき。客船政策は更に入港誘致に向けた営業活動を強化し、新港客船ターミナル新設によるRORO船型フェリーでの遠地離島航路新設等、横浜港が人の交通十字路として再出発することも戦略としてもってほしい。
コージータハラ [2009/11/3 16:25]  編集する
民主党の理解できない点は、無駄を無くす無くすといいながら、大型公共事業を中止するのはよいが、一方で、ハブ空港だ、地方空港の活性化だ、高速道路無料化だと矛盾したことを言っていること。横浜港のハブ港化も、それが地域にとって真にどれほどの価値があるのか実感がないし、どうしてもそれが必要という感覚が湧いてこない。いろいろ調べても、実際問題、単なる通過点であって、市民の生活に良い影響があると思えないし、前投稿者の方の記述を見ても一般の人には全く理解できないだろう。かなり関係のある人が書いたと疑われても仕方がないくらい専門的だ。民主党は、せっかく政権を取ったなら、全ての公共施設、公共事業のあり方を見直すくらい徹底的な改革をしたらよい。中途半端だから信用できないのだ。
Golden Age [2009/11/3 23:46]  編集する
横浜港はわれわれ横浜市民の精神的支柱の部分であって、栄える港勢によって培われてきた歴史があるわけです。郷土愛の一つとして大半の市民は港のますますの繁栄を願っています。港を中心とした経済活動が市経済に大きな比重を占めていますし、港による雇用の創出も増やしていくことが大切です。横浜港は昔から日本のハブ港であったし、近年アジア諸国の猛烈な発展に負けないような進化をしていかないといけません。政権党がいかようになろうとも、横浜港を世界でもっとも使いやすく開かれた港にしていくことは横浜にとって大きな使命でもあるはずです。
ロハス [2009/11/4 10:40]  編集する
公共事業の見直しの一端、持続的な発展に向けた施策として、高速道路の利用、航空行政と空港、海運物量と港湾なども貿易立国として公共投資が実施されてきたが、残念なことに世界市場からの注目度が低下しているのが現実。これは、国民の生活にとって将来致命的な影響が現れるだろう。
神戸港も、現在では国際ハブ港の地位を失ない、経済圏に多岐に損失を生んでいる。分散から集中し競争力を高める施策転換をして繁栄を目指すことが大切。横浜港のハブ化でも、大型コンテナ船の寄港地になるのか、海外の「メガターミナルオペレター」の規模と実態に大きな課題もあるようだ。しかし、
貿易立国に観光立国をプラスすることで、国内外の再生をするためには重要方向性です。何故なら、日本は金融経済偏重で生きられない体験をしたばかりです。

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