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ウルトラマンシリーズ演出の故実相寺昭雄監督映画を命日に上映/川崎

2009年10月27日

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 川崎市麻生区に長年住み、「ウルトラマン」シリーズの演出などを手掛けた川崎ゆかりの故・実相寺昭雄監督の作品が11月28、29の両日、同市中原区の同市市民ミュージアムで上映される。実相寺監督の三回忌の29日には、映画評論家・佐藤忠男さんによるトークショーも行われる。

 実相寺監督は東京都出身。1966年の「ウルトラマン」をはじめ、「ウルトラマンセブン」「怪奇大作戦」などの演出で名を高め、69年の「宵闇せまれば」で映画監督デビュー。民俗性・風土をテーマにした作品を数多く残した。同市麻生区の地名を用いた「万福寺百合」や「川崎高」のペンネームを用い脚本家としても活躍し、東京芸術大学の名誉教授にも就任した。

 昨年、実相寺監督の妻で女優の原知佐子さんから、監督の創作関連資料など1237点が川崎市に寄贈されたことを受け、同ミュージアムが上映会を企画した。

 28日は、丹波地方の旧家で家名を重んじるために生じる家族関係の崩壊とその末路を描いた「哥(うた)」(72年)、29日は、13世紀末の京都で指導力を失った貴族たちの心象風景を描写した「あさき夢みし」(74年)が上映される。また、監督が使用した台本や生前に描いた水彩画など約30点が併せて展示される。

 同ミュージアムは、同監督の映画フィルムや資料を多数保管していることから、将来的には大規模な展覧会を開催する予定という。


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