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苦しんだ吉村、試練の年乗り越え飛躍誓う/ベイスターズ

2009年10月24日

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飛躍を誓い打撃練習に励む横浜・吉村=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド

飛躍を誓い打撃練習に励む横浜・吉村=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド

 シーズン前、吉村にかかった大いなる期待。だが、周囲を納得させられる成績を残すことはできなかった。

 打率は2割4分8厘にとどまり、本塁打は16本と前年の34本から半減。昨季まで続いていた連続年間20本塁打は3年で途絶えた。三振はリーグ2位の134。「考えすぎてしまうタイプ」という25歳は悩みに悩み、フォームの修正を繰り返した。「二度とこういう思いをしないように、苦しんだことを生かしたい」と決意を新たにしている。

 シーズン終了間際に光明が見えた。9月28日から1週間で3本塁打を放ち、通算100号を通過した。これは偶然の産物ではない。

 田代監督代行は「吉村はこれから打ちだすよ」と“予言”していた。リーグ5位の11死球が示すように徹底した内角攻めに遭い、体の開きが早くなったために外角球にタイミングが合わなかった。それをバットを最短距離で出すことで改善した。

 すべては一流の仲間入りをするための試練。本人も「周りから厳しいことを言われたけれど、それだけの選手だからだと思っている」と自覚している。

 秋季キャンプが始まる31日からは、横須賀に残り杉村打撃コーチとフォームの改造に取り組む予定。「復活に向けて頑張りたい」。若き大砲の第二幕が開けた。

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