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待機児童解消や治安対策…、有権者から注文続々/川崎市長選

2009年10月12日

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候補者の訴えに耳を傾ける有権者=川崎市内

候補者の訴えに耳を傾ける有権者=川崎市内

 任期満了に伴う川崎市長選が告示された11日、川崎駅周辺では立候補を届け出た4候補が第一声を張り上げた。現職と新人の一騎打ちだった前回から一転してにぎやかになった選挙戦。有権者からは待機児童の解消や治安対策などに期待する意見が上がった一方、「関心がない」という声も目立った。

 「武蔵小杉駅周辺の待機児童の問題は深刻」と語るのは中原区に住む保育士の女性(24)。「再開発という観点だけでなく現実的なことに目を向けてほしい。これからマニフェスト(選挙公約)をじっくり読んでから投票先を決めたい」

 川崎駅周辺には集客力を誇る大型商業施設ができるなど、著しい街の変化に戸惑いを見せる有権者も。

 川崎区で飲食店を経営する女性(50)は「40年近く住んでいるが、以前は労働者が多い街だったが、最近は若い人向けの店ばかり。年配者や若者が共存できるように、もっと工夫して街づくりに取り組んでもらいたい」と注文を付けた。

 同区在住の男性会社員(44)も「10年ぐらい川崎に住んでいるが、治安状況がよくない。夜になると雰囲気が変わる。客引きが多く、夜遅くまでぶらついている若者も多い。小学生の子どももいるので心配。住みやすい街にしてほしい」と語った。

 市政の課題を考えて投票先を見極めようとする有権者がいる一方で、投票率が36・32%だった前回市長選と同様、市長選に関心がないという有権者も少なくない。

 家族と買い物を楽しんでいた自営業の男性(64)は「川崎の景気を上向かせてほしいが、誰がやっても同じで関心はあまりない」、5歳の長男を連れていた女性会社員(27)は「選挙に行ったことがなく、誰に入れていいか分からない。ただ、子どもが住みやすい街にはしてほしい」と話した。 

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