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参院補選は嵐の中静かな幕開け…党首級も登場せず/神奈川

2009年10月8日

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 参院補選の火ぶたが切られた8日、民主、自民、共産の応援演説に党首級の大物は登場しなかった。台風の影響で演説に耳を傾ける聴衆もまばら。小泉純一郎首相(当時)ら自民、民主、共産3党首が、告示日に県内で火花を散らした郵政選挙直後の参院補選(2005年10月)とは対照的に、静かな幕開けとなった。

 金子洋一さんの応援に駆けつけた閣僚は、仙谷由人行政刷新担当相と千葉景子法相の2人。仙谷担当相は横浜市中区の選挙事務所で開かれた出陣式で「総選挙では古いしがらみや固い殻を破って、勝たせていただいた。その力を今度は金子さんに」と関係者に熱く訴えたが、街頭に立つことはなかった。

 横浜駅西口の第一声には民主党県連所属の国会議員約20人が集結し、千葉法相は「参院でもう一歩、議席を積んでいただき、政権交代を参院から後押ししたい」と強調。しかし、交通網ストップの影響で、演説中に遅れて登場する新人議員の姿も。足を止める有権者は少なく、大物が続々県内入りした8月の総選挙のような盛り上がりは欠いたままだった。

 自民党の角田宏子さんが横浜市中区のホールで開いた出陣式には、石破茂政調会長と谷川秀善参院幹事長が参加。第一声にも参加した石破さんは「角田さんの党再生への気持ちを無にしてはならない」と訴えた。

 支持者約600人が集まり、「よい滑り出し」と陣営。出陣式直後に日本大通りで行った第一声では青空ものぞき、衆院議員の小泉進次郎さんは「嵐を呼ぶ候補者と思ったら、嵐を吹き飛ばす候補者だった」と笑顔だった。

 しかし、午後に横浜駅西口で行った街頭演説では市民の関心はいまひとつ。地方議員からは「衆院選、横浜市長選と負け、支持者に選挙運動を頼みやすい状況ではない」との声も漏れる。

 8月の横浜市長選にも出馬した共産党の岡田政彦さん。イセザキモールでの第一声は、鉄道運休などの影響から道路が混雑したため選挙カーの到着が遅れ、予定より10分遅れでスタート。小池晃党政策委員長の応援演説も台風を避ける形で9日に延期された。

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