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「津久井大豆」でロールケーキ/横浜高島屋で限定販売

2009年10月7日

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柿沢さん考案のロールケーキ

柿沢さん考案のロールケーキ

 相模原市の津久井地域の特産で、甘みが強いとされる「津久井在来大豆」。いままで自家用だった大豆の枝豆を使い、パティシエ柿沢安耶(あや)さんがロールケーキを考案した。7~13日に横浜高島屋(横浜市)で限定販売。津久井地域の生産農家は「女性や子どもに普及するきっかけになれば」と期待している。

 柿沢さんは、野菜洋菓子の専門店「パティスリー ポタジェ」を東京都で経営。神奈川県産野菜のPRを模索する県が、地産地消活動にも取り組む柿沢さんを初の「かながわ食の大使」として任命し、オリジナルケーキ作りが決まった。

 県や生産農家が素材として注目したのは、未熟なうち茎ごと豆を切り取った「枝豆」だ。成熟した大豆に比べて低カロリーで、鮮やかな緑色が特徴。生産農家の石井好一さん(61)によると、枝豆の本格出荷は今回が初めて。3日にボランティアと一緒に約200キロを収穫した。

 横浜高島屋によると、ケーキは長さ約17センチで、クリームに枝豆が入れられ、仕上げにきな粉が振りかけられている。素材の卵は県立相原高校(相模原市)の生徒が生産したものが使われている。

 今年は津久井在来大豆の当たり年となった。この大豆50粒が8月、実験目的にスペースシャトルで宇宙に運ばれ、半年間滞在する予定。大豆由来のきな粉は、「鳩サブレー」で知られる菓子製造販売会社「豊島屋」(鎌倉市)が使用を決めた。石井さんは「知名度を全国区に」と意気込む。

 ロールケーキは1日限定120本で、1本1470円。約10種類の洋菓子も販売する。問い合わせは、横浜高島屋電話045(311)5111。

◆津久井在来大豆 県によると、1977年に相模湖町千木良(現在の相模原市)で収集された在来大豆を、県農業技術センターが選んで栽培していた品種。糖度が高く、みそ加工などに適しているとされる。2000年から各農家での栽培が始まった。


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