知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

ジャズと汽笛を愛したキャプテン野崎利夫さん逝く/横浜

2009年10月5日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

この記事のコメントを見る

文字サイズ:
 ジャズと汽笛を愛したキャプテンが亡くなった。日本郵船初の外航クルーズ客船「飛鳥」の船長を2005年まで12年間務めた野崎利夫さん(享年67)。亡くなる7月まで日本郵船歴史博物館(横浜市中区)の館長代理として七つの海と客船の魅力を紹介し、多くの客船ファンを育てた。

 野崎さんは日本郵船に入社後、航海士として貨物船やコンテナ船、タンカーなどで勤務し1983年船長に。90年には復元した帆船咸臨丸でオランダから横浜港までの航海を指揮するなど経験を重ね、93年に飛鳥3代目船長に就任した。

 96年からは世界一周クルーズ、南極海クルーズなどを手掛け客船新時代の草分けとして活躍。飛鳥で航行した距離は地球24周半に相当するという。

 気さくで実直な人柄。乗客だけでなく乗組員からも慕われた。05年からは日本郵船歴史博物館の館長代理として企画展や講演会で客船の魅力を伝えてきた。

 日本のジャズは戦前、横浜港を発着した北米航路の客船で演奏した「船の楽団」から始まった。客船文化に造詣が深かった野崎さんが立案した企画展「ミナトに響いたJAZZと汽笛」(10月18日まで開催)が、最後の仕事となった。

 5月。体調を崩しつつも博物館を訪れ、豪華客船で演奏されていた音楽を再現した「船の楽団」コンサートの実現に尽力した。だが最も楽しみにしていたという9月の「氷川丸」船上でのジャズライブに、その姿はなかった。

 横浜港・大さん橋で8月3日に開かれたお別れ会。往年の乗客をはじめ飛鳥時代の乗組員など日本郵船関係者ら700人余りが参列した。黙とうをささげる夕刻。飛鳥2が、氷川丸が、そして咸臨丸の姉妹船で寄港中の観光丸が別れの汽笛「長三声」を鳴り響かせた。

神奈川新聞の関連記事


この記事へのコメント

この記事へコメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。

神奈川新聞購読のお申し込み

神奈川新聞 1週間無料お試し

企画特集【PR】

  • 広告のご案内
  • 神奈川新聞の本のご購入とご紹介
  • Good Job
  • フォトサービス
  • カナロコ碁会所
  • 「おはようパズル」へ応募
  • 神奈川新聞への情報提供と取材依頼
  • 「自由の声:への投稿
  • 会社概要
  • 採用情報
  • Happy News
  • 2011年 第3回かながわ新聞感想文コンクール