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民主県連、福田氏の推薦決定/阿部市長「市民党で戦う」

2009年9月12日

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 民主党県連(笠浩史代表)は11日、緊急役員会を開き、福田紀彦県議(37)を川崎市長選の独自推薦候補として、党本部に上申する方針を全会一致で決定した。現職の阿部孝夫氏(65)は民主の推薦を得られなくなったが、3選を目指し出馬する意向を強調した。

 党川崎市総支部協議会が10日に、推薦を希望していた阿部氏と福田氏と面談し、多数決で福田氏の推薦方針を決定。連合神奈川が阿部氏推薦を決めており、役員会では市長選と同日の参院補選を踏まえ「連合との関係をどうするのか」という意見も出されたが、議論を重ねてきた協議会の決定を尊重した。

 笠氏は会見で「川崎に新しい市長を誕生させることで、民主党が国、市と連携して市民の負託に応えたい」とし、連合との”ねじれ”には「参院補選では協力態勢をしっかり構築したい」と強調した。福田氏は「来週にもマニフェストを示したい」と表明。連合神奈川の野村芳広会長は同日夕、「(笠氏から)正式に報告を受けていないが、阿部氏が出馬すれば一緒に戦う」と述べた。

 一方、阿部氏は同日、記者団に対し「非常に残念。政党と距離を置き、市民党として戦う。阿部改革仕上げの4年とするため、ぜひとも勝ちたい」と語った。総選挙後に民主の推薦を求めたことを「明らかに(態度の)揺れ」と認めながらも「今日も連合の幹部と会い、阿部支援の固い決意をいただいた。8年間で市民との信頼関係を築いた。(出馬断念の可能性は)全くない」と明言した。

 自民党川崎市連(会長・原修一市議)は同日、選対会議を開き、独自候補擁立の方針を確認。党内で自薦・他薦を問わず出馬希望者を募ることを決めた。既に複数の申し入れがあるという。原会長は「党執行部と相談しながら、公認や推薦など形をどうするかも含め決めていきたい」と話した。

 同市長選にはほかに政治団体役員の岡本一氏が共産党推薦、無所属での出馬を表明している。

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