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「おもてなしの精神で」林市政スタート/横浜

2009年9月1日

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 8月30日投開票の横浜市長選で初当選した林文子新市長(63)が1日、市役所に初登庁した。あいさつに立った林市長は「財政再建と行政サービスの充実を同時にやっていかなければならない。おもてなしの精神で行政サービスを提供したい」と抱負を語った。さっそく庁内会議や就任記者会見に臨み、同市初の女性市長が始動した。

 午前9時、白いスーツ姿で市役所に現れた林市長は正面玄関で「祝・横浜初の女性市長誕生」と書かれた横断幕を手にした支援者や職員ら約1800人から拍手で歓迎を受けた。市長のいすに座った林市長は「緊張しますが、しっかりとやってまいります」と話し、表情を引き締めた。

 その後、市幹部職員約400人を前にあいさつし、自動車販売業界で年間100台以上の車を売り、ダイエーの経営再建にも取り組んだ民間での経験談を披露。「みなさんと信頼のきずなを結び、一丸となって市政に取り組んでいきたい」と力を込めた。

 市長選では民主党の推薦を受け、自民、公明両党の実質支援を受ける対立候補との接戦を制した。そのため、今後の市政運営上、市会の主要会派の一角を占める自民、公明との関係構築も課題となる。

 林市長は市会各会派を訪問。民主党市議団や民主党ヨコハマ会市議団の控室では、拍手で歓迎を受けた。公明党市議団や対立候補を擁立した共産党市議団の控室を訪ねた林市長は、「市民のためにという一点では思いは同じ。市民の代表である市会の皆さんとよく話し合いたい」と協力を求めた。

 一方、自民党横浜市議団は「都合がつかない」として、林市長の訪問を拒否。同市議団幹部は「われわれは別の候補者を推していた。あいさつをしてもらう必要がない」と話した。

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