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「孫に戦争行かせたくない」全国戦没者追悼式、神奈川から遺族255人参列

2009年8月15日

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 政府主催の全国戦没者追悼式が15日、東京都千代田区の日本武道館で開かれ、県内から遺族255人が参列した。参列者は15歳から92歳までで、半数以上が戦没者の子で、配偶者は1人だった。

 県の遺族代表として、川崎市多摩区の山本清子さん(72)が献花した。山本さんの父親は、ニューギニア・ビアク島の戦いで戦死。やさしかった父親が戦地へ赴く際、駅で見送った様子をいまでも覚えているという山本さんは「残された母が大変だったと思う」。戦争を知らない世代が増えていることに「戦争の悲惨さを伝えなくてはいけないと思うが、体験者でないと(実感するのは)難しい」と述べた。

 9歳のときに父を失った横浜市緑区の矢内敬子さん(74)は、終戦直前から、生まれたばかりの妹を背負って小、中学校に通ったという。「生活は苦しかった。父が生きていたら、人並みに勉強をすることができたのではないか」と話し、戦争による苦労を振り返った。

 横浜市神奈川区の太田三郎さん(82)は、兄2人を外地で、妹と祖母は横浜大空襲で亡くした。「世の中がだんだん戦争に近づいている雰囲気」と心配しているといい「孫を戦争に行かせたくない。平和を続けてもらわないと。戦争は絶対反対」と訴えていた。


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