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民主党市議団が阿部副市長を推薦候補に/横浜市長選

2009年7月31日

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 中田宏横浜市長(44)の辞職表明に伴う横浜市長選で、民主党市議団(谷田部孝一団長)は31日、阿部守一副市長(48)を推薦候補とする方針を決めた。市長選で正式に名前が挙がったのは初めて。民主党県連は市議団の報告を受け、8月3日の常任幹事会などで、阿部氏のほか、自薦、他薦の中から推薦候補の選定を行うという。市会では自民、民主、公明の主要3会派が協力関係を築いており、自民、公明の対応が焦点となる。

 ベテラン市議によると、市議ら自薦、他薦の候補5人の名前が浮上したが、「厳しい財政状況の中で安定的に行政手腕を発揮できる」として、最終的に阿部氏1人に絞り込み、団会議で了承されたという。

 阿部氏は東大法学部卒。旧自治省に入省し、神奈川県福祉政策課長、長野県副知事などを歴任。2007年4月から横浜市副市長。阿部氏は神奈川新聞の取材に対し、「正式に出馬要請を受けていない。要請を受けてから考えたい」などと話している。

 候補擁立で民主党市議団が動き出したことで、自民、公明両党市議団の対応が注目される。自民党市議団は29日、市長選の対応を市連5役に一任することを決定。市連会長の松本純官房副長官は「『市政のあり方』と『中央のあり方』は大きく違う。安定的に市政運営をできる方が望ましい」と話し、国政での対立構図を持ち込まない方針を示唆している。

 公明党市議団も31日、市長選に向けて3会派連携を重視する意向を示している。

 しかし、民主党県連は30日、党推薦の独自候補を擁立することや、国政で対立する自民、公明両党と同じ候補を推す「相乗り」は行わず、推薦候補が後から自公の推薦を受けることも認めないなどという方針を打ち出している。

 横浜市長選は8月16日に告示され、30日に投開票される。

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