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平和への思い新たに、横浜空襲の惨劇伝える講話/鎌倉

2009年7月14日

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 派遣された講師が戦争体験や世界の紛争などについて語る「出前講話”平和”」が、鎌倉市内の小中学校で開かれている。14日には市立第一小学校(加藤幸男校長)で行われ、1945年5月29日の横浜大空襲の体験談に児童らが耳を傾け、平和への思いを新たにした。

 この日、同校で講師を務めたのは、横浜市神奈川区在住の小野静枝さん(77)。13歳の時、女学校からの下校途中に空襲に遭った。戦後は「横浜の空襲を記録する会」に参加。記録集などの刊行や執筆に携わる一方、学校での講演などで体験談を語り継いでいる。

 第一小での講話には4、5、6年生が参加。小野さんは「東神奈川駅で電車内で発車待ちをしていたら、突然地響きとともに火柱が上がった。ホームに出て空を見上げたらB29が編隊を組んで抜けていくのが見えた」などと当時の様子を克明に語り掛けた。

 また、世界中で戦争や紛争が起こっていることを指摘しながら「そろそろ戦争のことは忘れたいのだが、忘れさせてくれない」と真情を吐露。児童らに平和の尊さについて考えるよう訴え掛けた。

 出前講話は2000年度から、市と鎌倉平和推進実行委員会の協働事業として実施。戦争体験談のほか、イラクやアフガニスタンなどの紛争地で国際協力に携わる個人・団体を講師に招いている。


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