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「市民力」「つながり」広がるヒルサイドエリア/横浜

2009年7月4日

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 豊かな自然環境の中での「市民力」や「つながり」をテーマにした「開国博Y150」のヒルサイドエリア(横浜市旭区)が4日オープンした。市民による180以上のプロジェクトを予定。メーン会場となる「竹の海原」には体験型の工作やワークショップが盛りだくさん。まさに市民の手作り感があふれている。

 開国博の総合プロデューサー小川巧(たく)記(のり)さんによると、ヒルサイドのコンセプトは「壊れてしまった自然や地域、伝統とのつながりを回復すること。人と人との新たなつながりをつくること」。市民同士のかかわりをと、企画は徹底的に参加型にこだわった。会場に並ぶブースでは、一緒に作業する人たちの姿があった。

 エリアの一角のだんだん畑に日焼け顔の作業着姿を見せたのは、農菜園プロジェクトのリーダー大野英治さん(72)=都筑区。10人ほどの仲間と手塩にかけて育てたトマトやナスを眺め、「年を取っても挑戦できる。イベントが終わっても続けたいな」とニカッと笑った。

 段ボールで船を作る「横浜FUNEプロジェクト」のメンバー市立小学校5年の山崎叶(と)夢(む)くん(10)は、仲間たちと新たな1隻を制作中。「皆のアイデアを少しずつ合わせて作るから、いろんな人と仲良くなれるんだ」と、新たな友情をはぐくんでいた。

 竹楽器作りや機織り、積み木の広場…。それらを体験した来場客たちも、ちょっとした”気付き”を得た様子。家族3人でステージのコンサートに聴き入っていた主婦(31)=旭区=は、「(企画の)作り手も受け手も、同じ市民なんですね。かかわる機会が持てて、うれしい」と感激していた。

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