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津久井の「まちづくり方針」めぐり賛否/相模原市が住民説明会

2009年7月2日

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 県と相模原市が旧津久井郡3町に導入方針を示している都市計画法に基づく「線引き」をめぐり、市は導入後の「まちづくりの方針」を説明する市民説明会を1日夜、県立相模湖交流センター(同市相模湖町与瀬)で開いた。市は地域振興の具体策を示したが、実現可能性などについて参加者の賛否が分かれた。

 市側は2010年4月から開始予定の「市都市計画マスタープラン」に基づき、(1)金原工業団地(津久井町根小屋など)周辺に研究機能や居住機能を集め、JR橋本駅を結ぶ急行バスのターミナルを設置する(2)定住促進のため農地付き住宅を誘導する―など地域振興策を示し、「事業化の検討を進める」と説明した。

 住民側は約100人が参加。交通、観光振興などで理解を示す参加者がいた一方、「民間業者の住宅開発が進まない現況で、住宅誘導ができるのか」など疑問の声が上がった。線引き反対の住民グループメンバーからは「線引きがなくても、まちづくりはできるのでは」との意見も出された。これに対し市側は「旧相模原市域で線引きに基づき開発した成功経験があり、旧3町も同様にやりたい」と答え、線引き導入については今後、都市計画法に基づく説明会を開くことを明らかにした。

 旧3町はいままで非線引き地域で、導入に向けて市が07年秋と08年夏の2度、市が地域ごとの説明会を開催したが、住民側は都市計画税の新たな課税や開発制限に反発。市と県は08年12月、10年3月の県内での線引き見直しに合わせた導入見送りとともに、まちづくりの方針の市民説明会を開催する考えを示していた。説明会は今後、5日まで計6カ所で開かれる。

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