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小学校教員採用試験の応募倍率が大幅アップ、対策奏功/川崎市

2009年6月17日

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 川崎市教育委員会が2009年度実施する小学校の教員採用試験の応募倍率が前年度の2・5倍から大幅アップし、3・8倍になったことが17日までに分かった。同市教委は今回の試験から音楽と体育の実技試験を外す措置を取っており「受験者の負担を減らした効果が出た」と話している。

 団塊世代の大量退職や人口増に伴う小学児童の増加もあり同市教委は、首都圏の近隣都県・政令市の教育委員会と”教員争奪戦”になっている。応募倍率アップのため、東京都に続き音楽と体育の実技試験を外したほか、東北地方の受験者向けに盛岡市に試験会場を設けることにした。

 これらの策が奏功し募集人員220人に対し840人が応募、当初から狙った3倍を超える倍率を確保した。840人のうち、74人が盛岡会場の受験者で、「研修が充実していることや、研究をやりやすい環境が整っているほか、南武線でどこへでも通勤しやすいなどのアピールが効いたのではないか」と市教委の担当者。

 実技試験を外したことで、筆記、実技、面接と合格まで計3回にわたり、川崎市に来る必要があった受験が2回に減り、「宿泊や交通費など受験費用の負担が減り地方から受けやすくなったはず。特に盛岡会場の受験者は面接のみ川崎に来ればよく負担軽減になっているはず」という。

 一方、中学校教員は応募者が136人減少し、倍率も7・3倍から6・6倍に。募集人員が08年度より10人少ない90人になったこともあるが、「小学校も中学校も教員免許を持っている人が、負担が減った小学校を希望するケースもあったのではないか」と市教委はみている。

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