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津久井から「宇宙大豆」! 相模原の石井さん栽培/8月「きぼう」に搬入

2009年6月3日

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 相模原市の津久井地域が原産の「津久井在来大豆」が、ことし8月にスペースシャトルで宇宙に運ばれ、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で約半年間、植物育成実験に活用されることが、3日までに決まった。酒造会社などが企画し、実現。豆を提供する同市津久井町根小屋の農家石井好一さん(60)は「栽培開始から10年という節目の年に、最高の知らせ。『津久井』の名を全国に知らせたい」と意気込む。

 選ばれた大豆は、石井さんが育てた津久井在来大豆と、山梨県特産の甲州味噌(みそ)の原料となる甲州大豆の2種類。各50粒ずつ計100粒(約30グラム)が8月打ち上げられるシャトルで運ばれ、約半年後の2010年2月、山崎直子宇宙飛行士が持ち帰る予定。

 教育コンサルタント会社「リバネス」(東京)が実施している「きぼう」の有償民間利用の一環で、宇宙を旅した大豆は、来年4月から国内で栽培される。子どもたちに科学や生物への関心を持ってもらう絶好の機会と、石井さんの畑で子どもたちが大豆を育てる「授業」も計画中だ。

 今年6月には同社が宇宙空間に送り出したマメ科のミヤコグサの種などが”帰還”する予定。今回はスポンサーの酒造会社で味噌造りも手がける「宮坂醸造」(東京)が「優良種を世界にPRしたい」と津久井在来大豆に白羽の矢を立てた。

 石井さんは「栽培農家が県内で広がりを見せる中で、追い風になってほしい」と期待。将来は宇宙帰りの大豆の”子孫”を使い、味噌やクッキーを製造する構想を練るなど、夢を膨らませている。

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