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駐輪場も渋滞中! 定期利用9年待ちも/川崎 再開発進む武蔵小杉駅周辺

2009年6月2日

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 再開発が進み人口が急増している川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺では、駐輪場不足が深刻化している。駅から近い市営駐輪場では、定期利用が「9年待ち」の事態まで発生。自転車利用者からは「放置自転車が撤去されることもあるが、まずは駐輪場整備を進めてほしい」といった声が上がっており、市は周辺の駐輪場増設を急いでいる。

 同区の人口は5月1日現在で22万8253人と、5年前に比べ約2万2千人増加している。中でも周辺でマンション開発が盛んに行われている武蔵小杉駅は、東急東横線・目黒線、JR南武線が走り、交通の利便性も高いことから各方面から自転車で同駅を利用する人が多い。

 同市自転車対策室によると、駅周辺には民営を含め駐輪場が10カ所あり、収容台数は約4千台。3カ月単位で利用できる定期利用は早い場所でも順番が回ってくるまでに数カ月かかるという。

 駅に近い駐輪場は、定期利用の順番待ちに1年以上かかり、中でも南武線の駅に最も近い駐輪場では、2000年3月に申し込んだ人が、約9年後の今年2月に順番が回ってきたといった”順番待ち渋滞”が慢性化。現在も100人以上が順番を待っており、いつになるかは分からないという。

 駐輪場の管理事務所の職員は「『順番が来ました』と電話で連絡しようにも、既に引っ越してつながらなかったり、申し込んだことすら忘れていたりする人が多い」とぽつり。

 「9年待ち」の駐輪場を通勤のため、定期ではなく「一日利用」で連日使っている中原区の男性会社員(31)は「2年ほど前に定期利用を申し込んだら『かなり先になる』と言われてあきらめた。でも9年かかるとはびっくり」とあきれた表情で話していた。

 小杉駅周辺では放置自転車の問題も深刻化しており、昨年6月の市の調査では、1629台が放置されていた。

 来年にはJR横須賀線新駅が開設されるなど、自転車利用者の一層の増加が予想されるほか、再開発に伴い今後廃止される駐輪場もある。このため、同対策室は「再開発による人口増加も考えて駐輪場を整備していく」としており、13年度までに周辺に4カ所の駐輪場(計約2800台収容予定)を新設、1カ所を改築(約100台増設)する計画だ。

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