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SC相模原

2010年3月14日

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元気な政令市の象徴に

 絶好のタイミングとなった。4月に政令指定都市となる相模原市の支援を受け、県社会人サッカー1部リーグに所属する「SC相模原」がJリーグ準加盟の承認を受けた。日本フットボールリーグ(JFL)や地域リーグの下部に当たる都道府県リーグのクラブチームが準加盟を認められるのは初めてだ。

 創設わずか2年で異例の“出世”となったのは、政令市移行のシンボルとして人口70万人超の相模原市の支援を取りつけたことが大きい。SC相模原はこれからさまざまな試合で実績を積み上げていってほしい。地域スポーツ振興の顔としてチームの活躍を望みたい。

 SC相模原の望月重良代表は「一つの通過点をクリアしてうれしいが、ここからがスタート。一つずつステップアップしたい」と話す。その言葉通りJリーグ入りの悲願を達成するためには、チーム力のアップが欠かせない。やはり市民は強いチームであればこそ応援のしがいもあるのではないか。

 これまでも、元日本代表でJリーグでも活躍した望月代表の人脈を生かし、チームにはJリーグ経験者も擁しているが、この準加盟をきっかけに、能力の高い選手を獲得し、格段の強化を進めてもらいたい。

 SC相模原は、選手らによる子どもたちへのサッカー指導にも取り組んでいる。今後、地元・相模原からチームの中心を担う選手が出てくれば、市民の支援もさらに盛り上がるに違いない。さまざまな機会を通じて、未来を担う子どもたちへの指導や交流に、これまでにも増して力を入れる必要があろう。

 SC相模原の現状は、練習場の確保にも四苦八苦しているという。準加盟をきっかけに、相模原市側も練習環境の整備などで本格的な支援に乗り出してはどうだろう。市民の理解も得られるのではないか。

 政令市移行を記念して1月末に、本拠地となる相模原麻溝公園競技場で開かれた試合は大いに盛り上がった。市民がSC相模原の活躍を見る機会をもっと増やしたい。さまざまな協力の手を差し伸べてほしい。

 厳しい経済情勢が続く中、チームの経営に多くの課題もあるだろう。だが、横浜、川崎に続く県内第3の政令市で、地元サポーターとともに困難を乗り越え、Jリーグ入りの夢を描いていければ素晴らしい。


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